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眼の症状

目の疲れ・眼精疲労

仕事で一日中パソコン画面を眺め、時間があればスマホの画面を見続けるなど、現代は目にとって過酷な時代です。「目の疲れ」を放置するとやがて慢性化して眼精疲労となり、目のトラブルだけにとどまらず、肩こりや頭痛などを引き起こします。漢方では気血の流れを良くしたり、陰液を補ったりすることで目の疲れ・眼精疲労を改善していきます。

 

目の疲れ・眼精疲労のタイプ別漢方薬

陰虚証(いんきょしょう)

過労や生活の不摂生、加齢などで陰液※不足となり、ドライアイ、目の充血、視力低下が生じます。
※陰液とは、体をめぐる血液や体液のことです

目の使い過ぎで目がかすみ、ドライアイもあります。

陰虚証(いんきょしょう)

「疲れると手足の裏がほてり、口が渇き、体がふらつく。」

という方は

杞菊地黄丸

血虚証(けっきょしょう)

目や視神経に供給される血液や栄養が不足して、目が疲れやすくなっています。

まぶたがピクピク痙攣することがあります。

血虚証(けっきょしょう)

「体が冷えて、肌の色つやが悪い。」

という方は

四物湯

 

気滞証(きたいしょう)

強いストレスや緊張の持続で気の流れが滞り、目の疲れや眼精疲労が起こります。

緊張することが多く、イライラしやすくて、ため息がよく出ます。

気滞証(きたいしょう)

「緊張するとお腹の調子が悪くなりやすい。」

という方は

四逆散料

 

気虚証(ききょしょう)

胃腸が弱いため、エネルギー不足となり目の機能が低下しているタイプ。

食欲がなくて元気がでません。寝汗も気になります。

気虚証(ききょしょう)

「体が疲れた時に目の調子が悪くなる。」

という方に

補中益気湯

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