漢方コラム
2021年07月01日

「気」について

こんにちは、エルム薬局の笹田です。
BLOGをはじめますと宣言してから随分と経ってしまいました。。。

気分新たに、またここから更新していこうと思いますので
よろしければぜひご覧ください。

ここでは中医学の考え方、様々な症状に適した漢方の情報などを
発信していきたいと思います。今回は「気」についてです。

突然ですが、「気」がつく言葉を思い浮かべてください。
「元気」「やる気」「気力」「気持ち」「気分」「弱気」「病気」などなど。
まだまだいっぱいありそうです。
では、これらの言葉に共通することはなんでしょう?

どれも「気体」のようにはっきりとは目に見えなくて、その形を表現しにくいものではないでしょうか?
東洋医学では、「気」は活動エネルギーやその元と考えていて、
絶えず身体の中を循環していて、生命活動を支えているものとされています。
でも、実際にはそれ(気)って目に見えなくて分かりにくいし、理解されにくいもののひとつです。

「病は気から」という言葉があります。
一般的には、病気は、その人の気の持ち方しだいで軽くもなるし、
また重くもなるという意味で使われていますが、
もともとは「気」が身体の中を巡らないと病気になるという意味だったようです。

それくらい「気」は健康とのつながりが深くて、病気を治療する場合にも、
いかにして「気」を増やしり、「気」を巡らしたりするかが重要になってきます。
目にはみえなくとも、「気」はとても大切な働きをしているものなんです!
漢方薬には「気」を補う補気剤や、「気」の巡りを良くする行気剤などがあります。

当薬局では患者さまのお悩み、症状に合った漢方薬をご提案させていただきます。
どうぞお気軽にご相談・お問い合わせください。

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よろしければご覧ください。

それではまた次回の更新で…(^^)